口が臭い人の唾液はなぜネバネバしているか?!唾液のネバネバは口臭の赤信号

口が臭い人の唾液は
なぜネバネバしているか?!

唾液のネバネバは口臭の赤信号
さらっとした唾液で口臭の不安がなくなる

朝起きると口の中がネバネバ、ベトベトしていたり、唾液に色が付いていたりしませんか?
実は、あれは、口内衛生状況に異変がある証拠なんです。

口の中のネバネバ、ベトベトする理由




口の中がベトベト、ネバネバするのは朝だけじゃありませんよね?
ものを食べたすぐ後もベトベト、ネバネバしますよね?

食べてすぐだから「当たり前」なんですが、なぜ食べた後でベトベト、ネバネバするんでしょう?

それは、食べ物の分解(消化)が始まるからです。
食べ物は、いくつかの工程で分解され、最終的に「栄養」となって体内に取り込まれます。
その分解には、唾液が使われるほかに口内細菌の協力があればこそなんですね。

口内細菌が食べ物の一部を分解してくれますし、同時に殺菌も行ってくれています。
一部分解された食べ物は、唾液にまぜて次の消化の工程へ送られます。
また、雑菌なども唾液に閉じ込めて消化器官を経て、体外へ出されます。

唾液や口内細菌は、こんな働きをしています。

ですが、朝起きた時は、ものを食べていませんよね?
にもかかわらず、唾液がネバネバしていたり、色が付いていたりするのはなぜでしょう?


朝に口の中がベトベト、ネバネバする原因




寝ている間になにも食べていないのに朝起きると口の中がネバネバしている。
これは、睡眠中に唾液や口内細菌が口内の雑菌を処理しているからです。

口内にはいっている雑菌を通常のペースで処理しきれなくなっているので寝ている間も除菌作業に追われた結果です。
口内に雑菌が残っているといくつかの雑菌は、歯や歯茎に歯垢となってとどまります。

歯や歯茎にくっついて歯や歯茎を分解してそのカスを外壁にして歯垢ができていきます。

歯と歯茎の間に歯垢ができるから、隙間があいて歯がぐらぐらするようになってくると思いがちですが、実はそうではありません。
先に書いたように、実は口内の雑菌は、歯や歯茎そのものを溶かしているんです。

まぁ朝だけのことだからと気にせずそのままにしておくとどういうことになるんでしょう?


朝口の中がネバネバするのをそのままにしておくとどうなるの?





口の中がネバネバするのは、雑菌が処理しきれない状態になっているからというのは前述のとおりです。

つまり、それをそのままにしておけば、雑菌は口内にとどまったり、さらに体の奥へ侵入していきます。
もちろん、体の中への侵入もそれを阻止する力が体の中にそなわっていますから、すぐにどうこうなるということはありません。

口内も同じことで口内の防衛陣が頑張って雑菌処理をしてくれている証拠です。

ですが、処理しきれていないわけですから、じわじわと雑菌は蓄積されていきます。
その結果歯垢などにコロニーを形成して口内の防衛陣の攻撃から身を守ります。
そして口内で生存するために歯や歯茎をとかしながら仲間を増やし続けます。
また、舌の表面のざらざらしたところの間にも雑菌は逃げ込みます。

雑菌は、体の一部を分解して生存し続けます。
物が分解されるとき、分解という化学変化を起こります。
化学変化のほとんどは、熱と臭いが発生します。

例えば歯や歯茎を溶かすのも分解です。

その臭いの強さは雑菌の量に比例しますが、それが口臭となってあなたの口から外へ放出されているんです。
つまり、朝起きた時唾液がネバネバしているということは、すでに口臭が出ているという証拠です。


虫歯や歯周病は、意識すれば自分でも気が付ける程度の口臭を発する。


歯垢は、歯の裏側や歯と歯茎の間にできるので自分ではほとんど気がつきません。
ですが、周りの人は気が付きます。気が付きますけど口臭って案外指摘できないものです。

「あの、口が臭いです・・・」と指摘して気まずくなるのはどうしても避けたい。
最初は我慢しますけど、だんだん距離を置くようになります。

人の信頼の距離は物理的な距離にも比例します。
会話をする時の距離が近ければ近いほど信頼度が高くなります。

ですが、近づくと口が臭い・・・自然に離れていきます。
仕事などの商談でも、打ち合わせでも同じことが言えて仕事がうまくか亡くなったりじんわりとですが、人が離れていきます。

小さな歯垢や虫歯の間は、まだ距離を保てば我慢して会話することができますが、虫歯や歯周病にまでなってしまうとかなりの距離が必要になります。




虫歯や歯周病は、口臭だけに収まりません。
虫歯は、歯を薄くし、外界の刺激が神経に到達するようになると「痛み」が出てきます。
さらにそのままにしておくと雑菌が骨に達してしまいます。
歯周病も結局のところ骨にまでたっすると命にかかわる問題になってしまいます。

日本の場合は、虫歯なら痛みが出るし、歯周病も歯がぐらぐらしてくるし痛みが伴ったり口内炎が頻発してくるのでその前に医者にかかって治療することになるのでそこまでには至らないでしょうけど。
近隣の国や途上国などではそこを通り越してしまうことがあるようです。


朝に唾液がネバネバしていたら




朝に唾液がネバネバしていたり色が付いていたら、それは雑菌が繁殖を始めている証拠です。
雑菌が繁殖しているということは、ほぼ間違いなく口臭が出ているということになります。

そのままにしておくと虫歯、歯周病といった歯を削ったり抜いたりする治療をすることになります。
※歯を削ったり抜くということは体の一部を傷つけ抜歯にいたっては体力の低下を招くといわれています。

雑菌の繁殖は、雑菌を処理する能力の低下が理由ですが、その低下の原因は、様々です。
例えば、加齢による免疫力の低下、食生活の乱れ、不摂生、などです。

ちなみにタバコやコーヒーは歯によくありません。
歯の表面はエナメル質で守られていて本来つるつるしているんです。
だから雑菌もとどまっていられないんですが、タバコやコーヒーなどは、歯につぶつぶの「汚れ」を残します。
その汚れの小さなつぶつぶに雑菌がくっついてしまいます。

普段おこなっている歯磨きは、食べ残しのカスを取り除きます。
ですが除菌まではできていません。まして歯と歯茎の間の歯垢は取り除くことができません。

なので、朝に唾液がネバネバしていたらすぐにやってほしいことがあります。
・歯科医で歯垢の除去をしてもらう(クリーニング)
・歯磨きは、寝る前ではなく食べ物を食べた後に替える。
・歯磨き後、口内除菌液を使って口内除菌を行う習慣をつける。

実のところ、私も唾液ネバネバが気になってはいたんですが、放置していた一人です。
その結果、口内炎が頻発したので歯医者で治療をしたとき歯と歯茎の間に歯垢がかなりできていたのに気が付いてクリーニングをしてもらいました。

その結果口内炎も出なくなり、朝の口の中のネバネバもなくなりました。
もう過去のことなので笑って話せますが、口内がきれいな状態になってから聞いたら家の者は私に口臭があったことに気が付いていたようですが言えずにいたようです。

クリーニングを行ったおかげで正しい口内衛生を保つ方法や口臭の一つの理由なども知ることができてよかったと思っています。


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